腸内環境の重要性

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人間が生まれる時のメカニズムをご存知ですか?人は精子と卵子が結合し受精することで人が誕生します。オタマジャクシのような精子がどのように成長して人になっていくのでしょうか?

私は、魚や動物と同じように精子の状態の時に、顔や目や内臓などが備わっていて、それぞれが成長してやがて人になると信じていて疑う余地などなかったように思います。しかし、人の身体はどこの部位から作られるのかと質問されたときは衝撃でした。今まで一度たりとも疑問に思ったことがなかったからです。

答えは、脳でも心臓でもなく、腸なのです。人間の身体は、腸が最初に作られる臓器なのです。この答えはびっくりしたのと同時に、人間の身体にとって最も重要な場所も腸と言う事なのです。

腸は、唯一脳の命令がなくても動く事が出来る臓器でもあるのです。むしろ、甘い物などをたくさん摂ったときに、脳にインシュリンを出すように命令している臓器が腸なのです。
腸は、自主的に動けるだけではなく、脳を使える臓器でもあります。

また、腸には「食欲」・「睡眠」・「安心感」・「喜び」・「幸福」・「ストレス」などを感じるセンサーも備わっています。このセンサーは、腸に90%~95%、脳には5%~10%の割合で存在していると言われています。

人前でスピーチしなければならない時や試験の前・悲しい出来事があった時など、胃の調子がおかしくなったり便秘したり、逆に下痢をした経験を多くの人が持っています。また、ひどい便秘の様な時には気分(脳)が悪くなる事からも、「腸」と「脳」が密接に関係している事がわかります。このようなことから「腸は第2の脳」と言われています。

これほどまでに重要な臓器である腸内環境を整える決め手となるのが、腸内細菌です。よく耳にする言葉ですが、腸内細菌には、大きく分けて3種類に分類されます。1、善玉菌・2、悪玉菌・3、日和見菌です。理想の割合は、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%と言われております。

現在の食環境の中では、どうしても悪玉菌が増加して、善玉菌が減少してしまいます。そうなると日和見菌は強い方の味方ですから、一気に悪玉菌有利な腸内環境に変貌いたします。
善玉菌は発酵してくれる菌で、悪玉菌は腐敗菌ですから、自分のうんちが甘酸っぱい赤ちゃんのうんちに近い匂いがしていれば善玉菌有利と言えますが、その逆にうんちが臭いと感じる人は、悪玉菌有利な腸内環境と言うことになります。

また、うんちの色や形でも腸内環境を見る事が出来ます。うんちは茶色いと思い込んでいる人が多いように思いますが、健康なうんちとは、黄色いバナナのような便を言います。この様に、日ごろから腸内細菌の状態を把握することは大切なことなので、是非気にしてほしいと思います。

免疫の血液の80%は、腸に存在があります。腸内環境を整えることの重要性を感じて頂いて、日ごろから気にして頂いていれば、生活習慣の中に腸内環境を整えるアイテムが必要であることはお解り頂けると思っています。

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