弊社(株式会社レアシード:以下弊社)でCBDオイル(HEMPCBD 99)を発売したのは、今年の1月22日です。私が、CBDオイルの存在を知ったのは、約6年ほど前になります。私は27年前から健康食品を扱う仕事をしていることから、常に新しい情報にはアンテナを張っていました。シャーロットちゃんのCNNのニュースの件など色々調べてみましたが、やはり原料が大麻と言う事もあり二の足を踏んでいました。しばらくすると、医療大麻と言う言葉と共に大麻関連の情報が増えてきました。しかし、当時を振り返ると逮捕者が出たりしていたので、法的な部分をクリア出来ないと難しいと言うのが率直な感想でした。
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日本のメーカーの出現
2019年の8月に、弊社の製品をOEMで発注している業者の社長が、国際展示場で開催されていた健康博の帰りに弊社に立ち寄って私にCBDの日本のメーカーが出来たことを知らせてくれました。私は、日本国内にCBDの原料メーカーが出来たのであれば法的な問題はすべてクリアできたものと判断して、早速商品化に取り掛かりました。日本の原料メーカーに問い合わせたところ原料が粉末のため乳酸菌飲料などの濁った液体に混ぜる商品は可能との返事を頂き、先ずは断念致しました。その後あきらめの悪い私は、色々なルートを使ってCBDオイルを提供しているメーカを探してみました。
探してみて分かったのですが、当時は、ほとんどの会社は、アメリカやヨーロッパの商品を輸入販売しているところがほとんどでした。弊社が行き着いたメーカーは、アメリカから既存種の大麻からCBD(カンナビジオール)のみを抽出して結晶化させた原料を輸入して、日本の工場でMCTオイルに溶かし込んで製作している会社でした。やはり海外から製品を輸入している会社の物を取り扱うよりも、原料を仕入れて日本国内の法律に準じた会社の物の方が安全であると考えました。現に今をもってなお大麻取締法で摘発されている業者が後を絶ちません。
製品へのこだわり①アイソレートタイプ
現在、日本国内で販売されているCBDオイルは、アイソレートタイプとフルスペクトラムタイプの2つがあります。アイソレートタイプは、100種類以上あると言われるカンナビノイドの中からCBD(カンナビジオール)だけを抽出した単体のCBDオイルです。フルスペクトラムタイプは、100種類以上あるカンナビノイドがすべて入ったものを言います。CBDに関する書物などを見るとアントラ―ジュ効果と言って全てカンナビノイドを摂ることによって相乗効果が出ると言うものです。しかし、そこには大きな問題が隠されています。日本の法律では、CBD(カンナビジオール)は合法ですが、THC(テトラヒドロカンナビノール)は非合法の成分です。また、大麻の茎と種を使用して抽出した成分は合法ですが、葉と花穂から抽出した成分は非合法とされています。
CBDが注目を集めたシャーロットちゃんの時は、アメリカでも茎と種だけが合法でした。現在は葉と花穂も合法になっています。当然カンナビノイドの成分は、茎と種とは比較にならないほどの沢山の量が葉と花穂から抽出する事が可能です。現在アメリカの大麻工場では、当然のように葉と花穂から抽出したカンナビノイドが出回っています。弊社で取り扱いのCBDは、アメリカに専用の生産ラインを抑えて、時間と手間を惜しまずに原料は茎と種だけを使用して抽出したCBDの単体を仕入れています。
製品へのこだわり②原種の大麻を使用
CBDオイルは現在世界的にブームとなっております。麻薬取締法が厳しい日本でも、最近はインターネットの検索でトレンド入りしてくるくらいの勢いが出てきています。勢いのある分だけ規制も厳しくなってきています。例えば、大麻の成分の中で2大有効成分と言われているものにCBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)があります。CBDは、薬物に厳しい世界ドーピング協会も認める合法成分ですが、THCに関しては、いわゆるハイになったり酩酊状態を引き起こすために、国によって基準が異なりますが、0,2~0,3%以下しか混入が許されていません。そのため世界的に大麻の品種改良が盛んに行われています。
日本が原種のトチギシロという品種の大麻は、THCが0,2%しか抽出できない品種として有名です。実は世界的にこの品種を掛け合わしてTHCが初めから少量しか抽出できない品種を作っています。また遺伝子組み換えの技術を使った品種名で出てきています。大麻は当然のように生き物ですから、遺伝子組み換えやかけ合わせをすることによって原種と比べて弱いものも出来上がってきます。また無駄なく作るために農薬を散布したり、肥料を与えたりして作っている大麻もあるそうです。弊社の製品に使用している大麻は、100%天然の原種のみを使ってCBDを抽出しておりますので、飲んで頂ければ結果が早い事を感じて頂けると確信しております。
製品へのこだわり③特殊な製法(製法特許出願No.2020-018902)
原料へのこだわりだけではなく、製法へのこだわりも弊社の製品のこだわりです。CBDの成分を溶かし込むオイルには、MCTオイルを使用しております。ヘンプオイル案とオリーブオイル案が出ましたが、飲む方の好みが出ないように配慮したのと、エネルギーに変換するスピードが速い点でMCTオイルを使用する事に致しました。
また、特許出願済みのこだわった製法を採用しています。私は製造担当ではないので、詳細を聞いたのですが理解する事は出来ませんでした。簡単に説明させて頂くとCBDの成分の吸収率が非常に上がる製造方法を使っているとの事でした。実際に弊社の製品HEMP CBD 99(ナインティナイン)をご愛用頂いているお客様から体感が早い事でお礼の言葉を数多くいただいております。最初は、濃度1%なので半信半疑で試してみるそうですが、結果の早さに驚かれるようです。