天日熟成塩「縁」(えにし)の海水を汲み上げるタイミングの秘密

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天日熟成塩「縁」は、中国の福建省泉州と言う所の塩田で天日と風だけで水分を飛ばして結晶化させたお塩です。1000年~1200年前からの伝統的な製法を現在も継承して、忠実に守った製法で大切に作られています。その中で驚くべき点はいくつかありますが、原料となる海水を採取する場所と、特にタイミングに驚かされます。

1、海水を採取する場所について

福建省の泉州と言う沿岸部は、独特の玄武岩の地形であり、塩田の干潟はきれいな砂浜です。強力な自浄作用により海水は優れた水質になります。泉州と台湾に挟まれた台湾海峡から満潮時に海洋深層水を取り込んだ海水が湧昇流となって運ばれてくる地形となっております。まさに自然が作った特別な環境は、塩の原料となる海水の採水地としてふさわしい場所となっています。

2、海水を採取するタイミングについて

海水には、周知のとおり潮の満ち引きがあります。満潮と干潮には、地球の引力と月の位置が密接に関係しています。海水は、地球の外から見るとラグビーボールのように盛り上がった状態でゆっくりと回っています。盛り上がっているところが満潮で、反対に90度ずれた垂直の部分が干潮になります。

海水は、満潮の時には盛り上がっているため、海水の成分が濃くなると言われています。実際に満潮の時の方がミネラル分が豊富になりエネルギーが高い事が分かっています。多くの海水塩は、採水しやすい事もありますが、満潮時に海水を汲み上げて作るケースが多いようです。

更に、1か月のうちに約2回訪れる満月の日と新月の日は、地球と月と太陽が一直線に並ぶことから、エネルギーがとても高いことで知られています。特別にエネルギーが高い満潮の事を大潮と呼んでいます。

この2週間に1度のタイミングで来る多しをの日の中で、年間4回しか来ない特別な大潮の日があります。夏至と冬至とお彼岸のタイミングです。この年に4回来る特別な大潮というスペシャルなエネルギーを受ける日に、天日熟成塩「縁」は、海水を貯水池に引き込んで水分をある程度飛ばしてからセラミックをひき詰められた塩田で天日と風だけを使って1年以上の時間をかけて熟成させて作っています。

 

-9.天日熟成塩「縁」
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